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    「マカオ ノスタルジック紀行」
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2008年1月 7日 (月)

世界を一周しながら、マカオを思い出す(②ヨーロッパ~アメリカ)

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先月、27日間で23都市を駆け足で巡った『おとなの世界一周』(朝日新聞社)の取材。
旅先からレポートを……と思っておりましたが、ノートPCの故障、ロストバゲージなどなど旅の醍醐味がたっぷりとありまして、ご報告できないままとなっておりました。

前回のカイロ以降、私たちはフランスへと向かいました。

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フランスでの目的地は、パリではなく、ノルマンディーとブルターニュの境界に浮かぶ小島、モンサンミッシェル。
海を背にそびえる修道院が、マカオの聖ポール天主堂跡のファザードを思い起こさせる世界遺産です。
パリからは、TGVとバスを乗り継いで4時間ほど。
パリのモントリオール駅を出発したのは午後2時。
ちょうど夕刻にさしかかる時間、ただひたすら車窓を流れていく畑と、その合い間にかすかに灯る家の明かり。
これといって何もないその光景に、移動すること、旅をすることを、深く、深く感じた時間でした。
不思議と、荘厳なあの修道院よりも心に焼き付いています。

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パリにもどり、翌朝にはN.Y.へ。
クリスマスを前にして、もっとも賑わっているN.Y.の街を、たった1晩で慌しく撮影を終えました。
この後、今回の取材の最北でもあるイエローナイフに向かいます。

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ノースウエスト準州の州都でもあるイエローナイフは、オーロラ観賞で日本人には知られる街。
といっても、街の代名詞はオーロラではなく、かつては金鉱、現在はダイアモンド鉱山のある街として知られています。

このイエローナイフに、冬期だけ現れるのが、凍った湖の上にできる約600kmのアイスロード。
1月~4月、雪の中を、ダイアモンド鉱山で働く従業員のための生活物資を運ぶ大型トラックが行き交います。
春になり、湖の氷が溶ければ、当然ながらこの道は断たれます。
物資の輸送手段を高コストの空輸に頼っている北限のダイアモンド鉱山では、アイスロードのできる冬に、1年分の必要物資を運ぶのだといいます。

厳しい冬にこそ、生命を維持するための様々なモノがもたらさる。
そこには、さまざまなドラマがあるのだと思います。
それはもしかしたら、オーロラよりも、強く、美しいものかもしれません。

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イエローナイフから、カルガリーを経由してL.A.のサンタモニカへ。
住宅街を歩くとカラフルな家が並び、季節はずれのビーチの夕暮れはどこかノスタルジックで、どこかに似ているような……。
ああコロアン島にまた行きたいな、と思ってしまう私はマカオ恋わずらいでしょうか。

この後、私たちはスーツケースをロストバゲージしたまま、南半球へ向かったのでした。

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