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2008年7月29日 (火)

マカオが再び小説の舞台に

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以前このブログでもご紹介した、真山仁さんの小説『レッド・ゾーン』。
東京、大阪、上海、マカオと舞台を移しながら、日本企業買い叩き、株式買収などの話が幾重にもからむ壮大な金融小説です。
「小説現代」(講談社)で連載されていて、毎号楽しみに読んでいるのですが、今月発売号では再び、マカオが舞台となりました。

コロアン島に降るシャワーのようなスコール、海風の香りがベンツの中を満たすタイパ大橋………。
聖ヨセフ修道院聖堂で、主人公・鷲津が十字基金ビジネスの話をもちかけられるシーンは、あの静かな教会を見慣れていると、ゾクゾクっとします。

                          

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こちらは、真山仁さんの新作、『ベイジン』。
「中国」「五輪」「原発」をテーマに、「人は国家と組織を乗り越えられるのか」と問いかける長編です。
読み始めて、その世界にひきずりこまれそうになっています。

先週は、『ベイジン』の発売を記念したパーティーにお邪魔してきました。
中国各地、マカオ、ロンドン、N.Y.と果敢に歩き、生まれるリアルで壮大な真山小説。
「小説は、読者の手に渡ったときに、また新しい化学反応を起こす」。
壇上で真山さんがお話された、そんな言葉が印象に残っています。

私もこれまで、各地を歩き、ときには驚いたり、悩んだり、喜んだりしながら、ローカルの声や情報を伝えてきました。
活字となって皆さんの手に渡ったとき、そこにさまざまな感想が生まれ、新しい発見があるのかもしれません。
摩訶不思議なマカオの魅力を、これからも伝えていきたい。
そしてたくさんの化学反応を起こしたい。
心からそう思います。

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